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親父の不動産売買の話をしてみようと思う。もともと、実家がある場所じゃない所に土地を買ったんだが、そこを売って、今の場所に来た。その経緯を話す。まず、都会っ子で、さらに、父親も早くに亡くしているし、長男でもないって事で、早くに結婚して、家を出た。それで、住む場所を決めるために土地を買ったんだが、初めは山間部の方にしたようだ。ただ、当時、交通の便が悪かった事や、微妙に勤めていた会社から遠いってのがあって、そこを売って、今の場所に来たってわけだ。それで、今の場所は県庁所在地からも近く、会社までも比較的近くて、立地条件は最高だった。ただ、海抜ゼロメートル地帯だし、その当時から十数年前という近い過去に、大きな台風で浸水した歴史なんかもあって、かなり土地の価格が安かったんだよな。反対に、そういった恐怖が、県全体に広がっていた事もあって、先に買っていた山間部の土地は、結構な価値があったらしい。しかも、団塊世代の親父だから、同じように土地を買ったり、自分の家を求めていた人が多くて、その山間部の周りも急激に人が増えてきていて、僅かな期間でかなり値上がりしたらしい。つまり、土地を普通の値段で買っておいて、それを持っている間に値段が上がってから売って、当時安かった土地を買ったってわけだ。ちなみに、今の実家の場所は、治水も発展しているし、一度も浸水した事はなく、今では土地価格も上がってイイ感じだぜ!

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